【第1話】ジェンダー/LGBTアセクシャル/ADHD診断とWAIS

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これから書くことは、全て

生まれつきの特性・性質

です。

世の中に理解者がなかなかいないので、自分はこのようにして情報発信するしかないのです。

ご理解の上、読み進めて頂けると幸いです。

■女性っぽい男性であること(ジェンダー)

実は、保育園の時から「いじめ」を受けていました。

「いじめ」と言うよりも、「仲間はずれ」ということばがぴったりなのかもしれません。

保育園の遊びというと、

  • 男の子だったら、戦隊モノ
  • 女の子だったら、おままごと

と、ざっくり分かれるものです。

自分は戦隊モノは似合わず、どちらかというと、かわいいもの好きだったのですね。

当時知っていたものは、キキララとかムーミンとか、優しい癒し系ものが好きでした。

●生まれつき、男の子の輪にも女の子の輪にも入れない

男の子のグループに入ろうとしても「ピンクレンジャー」の女扱いされたり、とにかく輪に入れません。

女の子のグループに入ろうとしても、おままごとですから、自分自身が母親になることはないですし、入れませんでした。

なので、砂場で砂をいじっているか、ひとりで部屋で積み木やってるか、そんなイメージしか思い出がありません。

たまに、誰かが声をかけてきて、一緒にあそぼ、というのを待っている人だったと記憶しています。

つい数年前に有名な占い師さんのところで占ってもらったのですが、出会って早々、

幼少期の女の子が宿っている

と言われました。

この言葉が、本当にしっくりきてて、今までの人生がいかに上手く行かなかったのかを物語っています。

幼少期の女の子が宿っているのに、素直に自分の心に従って動こうとするといじめられる。。そんな人です。

だから、最近は知らない人と話すために、ものすごく抵抗を感じるようになりました。

■LGBTのアセクシャルであること

LGBTと聞けば、最近よく耳にすると思いますが、アセクシャルと言われるとどうでしょうか? まだご存じない人も多いのではないでしょうか?

アセクシャルとは、

男性女性、両性とも恋愛感情の出ない人

のことを言います。

人口の1%は確実にいます。

その後の調査でもう少し増えているのでは? という話もあります。

実はこれは障害でも何でもないんです。

第二成長期を過ぎて、「友だちになりたい」という感情はあるものの、「恋愛感情が出ない」というものです。

ややこしいのが、前出の「幼少期の女の子が宿っている」ことです。

異性と、ただ「おともだち」としてしゃべりたいだけなのに、相手にとっては当然異性として見るので、恋愛感情として発展するのかどうかで見られます。

だから、普通に話すだけでは長い仲になれません。

あと、出会ってから日が浅い時に、普通は人の多いところで出会うことが多いでしょうが、男女の誰と誰がカップルとして成立しているのかが判別できないのです。

それで、自分は魂として女性に話したがる傾向があるので、それを男性側が快く思わず、物理的に叩かれることが複数回ありました。

だから、最初のアプローチではないですけど、例えばインターネットで文字として知り合ってから、実際会った時の話しかけ方がわからないのです。

そう。生まれつきの魂の問題ですから。

治してって病院を行脚しようとしても、治せるところを聞いたことがありません。

それから、性嫌悪があります。

これは、いわゆる「行為」を見たり想像したりすることを嫌うわけです。

この考え方がすでに人口としては少ないのですが、性別として考えた時に、さらに少数派(今までに実際に出会ったことがない)考え方の持ち主です。

それは、

  • 身体の性別は男性
  • だけど、女の子がかわいそうと思う性嫌悪

なのです。

だから、明らかにカップルらしい人、またはお子様連れを見ると、

  • 男性は女性にかわいそうなことをしたんだな、と強い嫌悪感を抱く
  • 女性に対しては、おともだちとして話したい

こんな感じになります。

身体の性別が男性なので、カップルとして出会った男性とは喧嘩になるのがわかってるので、近づきません。

カップルとして出会った女性に対しても、話したがることはありますが、男性が理解がない場合が多いのでやはり話しかけません。

だから、フリーであることを念入りに確認してから話す癖があったりします。

◯実はテレビ出演依頼2件がありましたが、性別を誤認されたことを理由に辞退orz

ブログを2~3年運営していたある日のこと、テレビ出演のオファーありました。それも2件。

アセクシャルのブログには性別を書いていなかったんですよね。

最初、話を進めるうちに、これはいけるかも? という話でメールのやり取りをしていたのですが、結局欲しがっていたのはアセクシャルでも「女性のアセクシャル」だけだったのです。

性別に嘘をついて出演するわけにもいきませんので、丁重にお断りをさせていただきました。

まぁ、オフ会すると、男女比が2:8とか1:9とかほとんど女性ばかりなのですよね。

だからテレビ局の方も女性「しか」いないと勘違いしているのも無理はないかもしれません。

それを期に性別を公開してブログはやり続けているのですが、それからというものの、一切オファーは来なければ、フォロワーさんは増えないわで、世の中にアセクシャル男性の需要がないのだな、と痛感しています。

女性同士だったら、アセクシャルの仲間内で会話が盛り上がっている様子があるのですが、男性だけで、、となるとほぼないに等しいです。

性別が異なるせいで仲間に入れないことはいつものことです。

これまで生きてきて、対処法が見つかったことはありません。

どうしたらいいのでしょうか?

■実はADHDでした

一応、少々なりとも会社で仕事させてもらえた時は、正社員としては延べ1年半と少なすぎるのですが、それでもわかったことがあります。

とにかく作業が遅いのです。。

やっぱりおかしいおかしいと思い、ようやくメンタルクリニックでADHDの診断を受けました。

その後、しばらくした後、細かく自分自身がわかるようにとWAIS知能検査を受けています。

それがこちらになります。

発達障害ADHDがWAIS知能検査を受けて、相手に必要な配慮を考える話。
自分のADHDはどちらかというとのびた型です。 幼少期に成績に特に問題がなかったのでスルーされて、社会人になって、それも数年前にようやく発覚した大人の発達障害です。 もちろん、現実的にはドラえもんがいないので、全部自己...

診断の順序としては、うつ→躁うつ→ADHDなのですが、自分の中では、ADHDだったから、社会に馴染めず、うつが発症したのだと思いました。

上のWAISの記事でも書いているのですが、作業スピードが遅いことと、「話す」「聞く」スキルが壊滅的にひどいです。

だから、「書く」「読む」ことがメインになりがちです。

◯口頭のやり取りに弱すぎる話(改善策なし)

当たり前ですが、人と話す時は、耳で聞いて理解して、それに応答して話をします。

これがたった5秒ぐらいの短文だったらよいのですが、仕事で例えば1分ぐらい話し続けられると、例えメモを取っていたとしても、上手く内容が理解できないので、適切に質問ができません。

ワーキングメモリが足りないのです。

(試しに実験してみてください)

↓↓上司がしゃべったと思って、メモの準備をして、以下を聞いて下さい。

もちろん、一時停止は禁止です。

上司から話を聞く時に、話を遮ってはいけませんよね?

この後、間一髪入れず、

上司が、

「なにか質問は?」

と聞かれますので、質問があればしてみてください。

それでは、この動画の内容のニュアンスをすべてお答え下さい。

と、自由文章形式で書いてくださいと言われたら、あなたはほぼ完璧にできますか?

個人的には、これを会社説明会後の筆記試験で、この1つの音声だけをヒアリング試験という意味で流してもいいのかもしれません。

これで瞬時にどれだけ脳のインプット、アウトプットが即座にできるのか、わかりますから。

あなたは、どれぐらい書けましたか?

まさか、「半分も書けてない」、なんてことはないでしょうね?

80~90%書けて、ようやく質問できるレベルだと思います。

人と人との口頭のやり取りができない人は元から社会で必要とされていません。

自分は、就労移行支援施設に通っていました。

いろいろ履歴書添削なり、面接対策なりやりましたが、最後はここだと思うんです。

口頭指示の訓練だけはカリキュラムになかったんですよね。

それが盲点でした。

2年使い切るギリギリのところで、就労にこぎつけたのですが、口頭指示を受けることができないばかりに、いわゆるすれ違いが多い現象が多発し、試用期間前に退職となりました。

就労移行支援施設は、この口頭指示の問題は、

施設では訓練できないので、家族で練習してください。

と言われました。

ひどい話ですが、これが社会の限界です。


また、バラバラの口頭情報を組み合わせる力が弱すぎるところがあります。

いろんな会話が飛び交っている中で、とっさに返事をしたことがよく致命傷になり、相手を怒らせます。

一呼吸、二呼吸あければいいという話もありますが、どう悩んで発言しても、場を凍らせることがあります。

相手が話してきた内容について、話を膨らませようと「違う視点」から展開していこうとしたら、それが凍らせる原因となるものです。「違う視点」が相手にとって、つつかれたくないところだったのですね。

本当に当たり前なところは抑えていますが、「そこが急所だったの?」と思わざるを得ないところばかりです。

これをやってしまうので、はじめての人と出会っても二度目がありません。

つまり「誰とも会話をしないほうがいい」、となります。

人と話すことが、年に2、3回、あるかないかなので、何のどういう単語、内容が失礼にあたるのか、という温度差の見極め方がわかりません。練習ができません。

そういうレッスンなり講座なりがどこかにあるわけでもなく、治療ができません。

口頭であちらこちらで話が飛び交っていると、脳が疲弊してくるのが根本の問題なので。

■メンタルクリニックのカウンセラーに聞きました

これらすべてを、メンタルクリニックのカウンセリングで話しました。

自己分析しすぎているといわれました。

いや、自分がわからないと次の手が打てないでしょ、って思いました。

会話の問題はWAISでの診断項目に極端な苦手があるせいだとはわかりました。

でも、この極端な苦手をせめて普通レベルに持っていくことは、カウンセラー、医者共に「無理」と言っているので、対策がありません。

カウンセラーがアドバイスできなかったので、世の中に答えはないのでしょう。

だから、できるだけ最小限の人との関わりで人生を生きるしかありません。

それが、医者がストレスなく生活できるとも言っています。

じゃぁ、ずっとひきこもりつづけた生活をしていればいいのか、というと、どんどんストレスがたまってしまうのですよね。

誰かと話すことができればいいのですが、そういう場もなく。。

誰とも話すことなく、癒せる場がこれかも? というのを実は保育園の時に見つけていました。

しかし、それにどっぷり浸かるのは自分の肌に合わないと感じていて、その道には進まなかったのですが、嗜む程度にやれるのならやりたいな、ということを見つけたことがあります。

次の記事はこちらからどうぞ。

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